2007年正月旅行2日目
2007年1月2日
 今回紹介する主な行程
刈谷〜豊川稲荷〜豊橋〜(JR)〜蒲郡〜西尾〜神宮前〜中部国際空港〜名鉄名古屋〜新鵜沼〜名鉄岐阜〜名鉄名古屋〜市役所(名古屋城)〜平安通〜小牧〜犬山〜名鉄名古屋〜栄〜丸の内〜猿投〜刈谷
 07の正月旅行は名鉄線を回ることにしました。まず刈谷駅で「まる乗り1DAYフリーきっぷ」を購入。
そして荷物をロッカーに預け(まだ朝六時前だったのかロッカー探しが楽だった。)、生まれて初めて名鉄電車に乗る。名鉄とは、今までほとんど縁がなかったので、何もかもが新鮮だった。まずは豊川稲荷へ。知立までの6000系 は、今まで乗った列車と雰囲気が異なっていた。
知立からは準急で国府へ。1200系 (特別席は締め切り)だった。
車内では、ニュース、速度などが表示されていた。車窓含め見ていて飽きなかった。また、外も徐々に明るくなってきた。国府までの時間はあっという間だった。国府からは豊川線で豊川稲荷へ。豊川線のある駅(ホームも狭い)は道路に近かったせいか、路面電車に乗っている気分だった。また、のんびりしていていい路線だった。豊川稲荷に到着。外も明るくなった。
 豊川稲荷駅に行くということで、初詣兼ねて豊川稲荷に行くことを計画した。豊川稲荷駅は、JR飯田線豊川駅がすぐ目と鼻の先だった。歩いて豊川稲荷まで。結構遠いと感じた。このとき大体朝7時。私を含め、豊川稲荷にはかなりの人が参拝に来ていた。今年も07年になることを祈った。また、営業している店も多く、朝から元気だと思った(普段はもう少し遅く からの営業)。豊川稲荷は立派だった。

また、広かった。久々に寺院関係に来てみたが、いい建築物と感じる(いつものことだが)。また、京都や善光寺(長野)のような雰囲気もあった。お土産屋でもいろいろなものが売っていた。どれを買おうか迷った(普段のことだが)。また、面白そうなもの(おいしそうなもの)が沢山あった。個人的には生せんべいが一番印象的だった(もちろん購入。他も購入。)。帰るときは、駅が近かった。いい初詣・観光になった。
 豊川稲荷から豊橋へ。国府までは着た道を戻る。国府からは名古屋本線で豊橋へ。名鉄は一般車でも前面展望がしやすかった。
パノラマカー生みの親だけに、前面展望に力を入れているなぁ〜と思った。途中からは飯田線と同じ線路であるが、東海道本線とも併走していた。豊橋では普段あまり見ることのない東海の電車を見ることができた。駅前では、路面電車を見た。
元名鉄車も頑張っていた。路面電車で町を散策してみたい。改札に戻り特快で蒲郡へ(このときまだ午前9時前だが、この日最後の18きっぷで乗る列車である。)。行先表示機がフルカラーLEDの313系がかなり増備されたように思えた(私が乗った313系は方向幕は幕だったが)。
また、普段夜しか通過しない区間だったので、景色も新鮮だった。そして、蒲郡到着。ここからは名鉄。蒲郡線、西尾線で西尾へ。
車内からは海も見えた。好きになる風景であった。どことなくローカル観が漂っていた 。のんびりした風景に囲まれながら西尾到着。
 西尾からはいよいよ今回の旅最大のメインである特急列車の旅です。これから述べることは、名鉄を乗りに行こうとしたきっかけにもなりますが、いろいろなホームページなどを見ていて、近い将来、名鉄特急が大幅に改革されるので、現在の名鉄特急を楽しめるのは今しかない!と思い、名古屋周辺にしました。このニュースの内容は、かなりショッキングなものでした。
 なぜなら、
名鉄7000系(昭和36年登場)と名鉄1000系(昭和63年登場)が同時廃車
しかし、これはまだいい方です。
名鉄7000系(昭和36年登場)と名鉄1600系(平成11年登場)が同時廃車
 7000系は寿命を考慮すれば仕方がないかもしれませんが、この情報を目にしたときは、1000系廃車以上のショックでした。1600系は3両×4編成で12両あります。そのうち2両×4本は一般車4両と連結してこれからも活躍します。しかし、その結果、4両は余剰になります。この4両、他社に売却したとしても、いい使い道を考えるのは難しいと思います。個人的には廃車ではなく、増備される2300系特別車の一部に組み込んでもらいたかったのが実情です。1000系の方はバリアフリー法なども考えれば、名鉄8800系や小田急10000形(一部)の廃車という前例もありますが、1600系に関しては、当てはまる部分はないと思います。登場10年未満で廃車、1600系がかわいそうになりました。何とかして廃車以外の方法はないのでしょうか?残してもらいたいです。また、帰ってきてから気づいたことなのですが、1000系は全車特別車編成のみ引退だそうで、一部特別車編成はまだまだ現役で頑張るそうです。今となれば、1600系同様、1000系も、2両に分けて一般車と連結して頑張って欲しいです。それが厳しいのであれば、どこかの路線で頑張って欲しいです(8800系もそうして欲しかった。)。ですが、本当は名鉄で頑張ってもらいたいです。どちらも一部ですが、若い車両が消えることは、古い車両が消える以上に悲しいです。暗い話題はここまでにして旅行記へ。
 西尾から1600系に乗車。
放送では満席と流れ、少々座席を移動した。しかし、実際は、私の勘違いだった。神宮前まで座ることができた。また、私を心配してくれた方もいた。この場を借りて感謝します。ありがとうございました。寝不足だったので、車内でコーヒーも購入(車内の自販機を使ったのは何年ぶりだろうか)。一方、車内は有料特急にふさわしい内装だった。車内の電光掲示板では、速度なども表示されていたが、表示される列車の速度も速度によって変化があり、それに目を取られていた(見ていて結構おもしろかったが)。速度は結構出していた。また、風景も名古屋に近づくにつれ都会らしくなっていった。パノラマ席は無いものの、神宮前まで快適な移動ができてよかった。神宮前ではいろいろな列車を撮ることができた。
 神宮前からは2200系でセントレアへ。
もちろん特別席で。少々雨が降ってきた(この先大丈夫かな〜)。特別席は綺麗で快適だった。また、列車も速く、空港まではすぐだった。そして、私が一番感心したのは、仕切りドア上部のモニタである。わかりやすい案内だけでなく、前面展望することもできた。しかも速度付なので、なおさら楽しかった。車窓からは、いろいろな名鉄車両を見ることができたのはもちろん、空港に近づくにつれ海も見えてきた。天気はよくなかったものの、海上空港らしい建築物が見えてきた。空港に来た!と思った。空港到着。隣には2000系がいた(一応形式ロゴのみ撮影)。2200系は、数枚撮影した。また、一般席車もなかなかよかった。今度は、一般席車のほうにも乗ってみたいと思った。
 セントレア到着後、空港見学をした。

正月旅行の空港見学、実は、恒例?になっている(ちなみに、2004年は関西空港、2005年は新千歳空港を見学した過去がある。)。まず、構内には門松もあったが、仙台空港鉄道の広告も発見。宮城だけの話題ではないと思った。開業が待ち遠しくなった。改札を出て空港へ。ちなみに、中部国際空港駅のホームは、ロビーと同じフロアにあり、移動に楽だった(今まで行ったことがある空港は、駅が基本的に地下だったためか。)。また、空港内も移動しやすい設計だった。展望ロビーは、雨が降っていた。雨はひどかったがNW新塗装機が見れてよかった。空港では、いろいろな展示物があった。また、セントレア関連の写真展もあった。ミュースカイの写真もあった。一方で、空港内には沢山のお店があった。空港は人がすごかった。まるで観光地だった。売店では外国のお土産をはじめ、国内でも八つ橋・野沢菜など直接名古屋に関係ないお土産なども売っていた。私も、売店で外国のお土産を購入、また、セントレア福袋を2000円で購入。その後は、構内の売店(食堂など)を散策。いろいろな店でおいしそうなものが売っていた。私も、セントレア限定の寿司セット、
きなこソフトを購入。最後に、空港駅板と写真を撮って、2000系で名古屋へ。
 空港から名古屋まで2000系で移動。

車内は2200系と似ていたが、荷物置き場などがあり、空港アクセスに対応していた。また、モニタからは、2200系同様、前面展望することができた。見ていて、飽きることはなかった。車窓は、ほとんどが行きと同じ区間だったが、景色はどれも新鮮に見えた。対向車も同様だ。個人的に、揺れは少々大きく感じた(座っている分には快適だった)が、空港特急としてはよかった。名古屋まではすぐだった。名古屋では、乗り換えのため、2000系はじめ名鉄電車を撮影。わずか6分だったが、次々と電車が入線してきたため、忙しかった。


名鉄名古屋は2線しかないので、ダイヤを作る側は相当工夫をしていると思った。6分は、長いようで短かった。
 名古屋からはパノラマスーパーで新鵜沼まで移動。
展望席が空いていたので、そちらに座る。今までにない迫力だった。また、1000系はハイデッキであるため、なおさらの迫力だった。

また、対向車もよりかっこよく見えた。話を変えるが、車内では、成田山方面の乗り換え放送が流れていた(参拝関連の)。時期が時期かもしれないが、愛知県には、他にも、豊川稲荷、熱田神宮があり、有名な神宮が多いと思った。車窓に話を戻すが、犬山遊園〜新鵜沼間には、犬山橋がある。
かつては車道と併用していた有名な橋であるが、愛知と岐阜の県境でもある。犬山遊園〜新鵜沼間は、すぐだった。あまりにすぐだったので、あとで時刻表で距離を確認すると1キロなかった。おそらく日本一短い県境をまたぐ区間だと思う。新鵜沼にすぐ到着。展望席はよかった。新鵜沼では、1380系を撮影することができた。新鵜沼からは、犬山橋が見えた。愛知がすぐそばだと思った(歩いても行けそうだった。)。他にも、高山本線との連絡線(現在は使用されていない)や、観覧車(おそらく犬山遊園だと思う)も見えた。



(写真解説:上から1380系、高山本線との連絡線、新鵜沼駅(岐阜県)から見える観覧車(多分愛知県の犬山遊園だと思う)、新鵜沼駅から見える犬山橋。)
 新鵜沼からは、3100系急行で岐阜へ。
車内からは前面展望できる構造となっていた。ほぼ高山本線と併走していた。ひだを見ることもできた。岐阜らしい風景が続いていた。名鉄岐阜駅は複雑?な構造だった。
 岐阜からはパノラマスーパーで名古屋へ。一番最前列に展望席に座る。私のほかにも乗客がいた。そちらの方と話す機会があり、盛り上がった。今までの旅行はもちろん、昔の電車などについてなども話を聞かせてもらった。また、いろいろなことを教えてもらえた。昔は、今はない列車がいっぱいあった。個人的に、昔は、今よりも面白い列車が多かった気がする(JRも私鉄も、今は少し寂しい気がする。)。また、昔乗りたかったけど乗れないまま引退してしまった列車もいっぱいある。できるものなら、昔を旅行したい。もちろん、名鉄も話題になった。また、鉄道関連を話題にしながらの前面展望は、今までになく最高の時間を過ごせた。特に最前列は、展望するための障害物がなく、最高の特等席だった。

特急の車内チャイムもよかった。また、車掌さんはどの人もやさしくて、いい人だった。名古屋までは短かったが、楽しい時間を過ごすことができてよかった。最後に、私に付き合ってくれてありがとうございました。
 せっかく名古屋に来たので観光します。まずは、名古屋城。地下鉄で移動だが、
桜通線のホームは遠かった。いったいどの位深いところにあるのか?と思いながら進む。無事、ホーム到着(遠かった)。地下鉄を乗り換え市役所まで。市役所から名古屋城まではすぐだった。
東門から入場し、城へ進む。城内にはたくさんの沢山の展示物、資料があった。これらは、尾張の過去を物語っていた。また、名古屋城建設に関する展示もあった。昔の人は、石などをすべて自分の力で運ぶため、今以上に大変だと思った。城の中は、何となくセントレア内の店のような雰囲気で、セントレアをデザインしたと勘違いしそうだった(実際はこのデザインをセントレアで採用。)。
名古屋城を階段で上に行ったため、相当疲れた。最上階までは長かった。最上階到着後、名古屋市内を一望。セントラルタワーも見えた。ずっと階段を昇ってきたので、大阪城の眺め以上に気持ちよかった。
また、名古屋城に来た記念にキーホルダーを購入。その後、エレベーターで城を降りる。機械は楽だった。城を出て名古屋城とツーショットを撮った。おやつを食べ、敷地内を散策。時間になったので、正門から名古屋城を出た。敷地外からも名古屋城が見えた。遠くから見ても立派に見えた。また、地下鉄の駅はじめ、名古屋城周辺には、城をイメージした建築物が多かった。
 名古屋城を観光してからは地下鉄などを乗り継ぎ小牧線で犬山へ。平安通からの名鉄300系にはクロスシートもあり快適だった。途中小牧で途中下車した。小牧から、かつては桃花台線(ピーチライナー)が走っていたが、今では自動券売機などが消えて、広い構内が寂しそうだった。
ちなみに、駅名(看板)には桃花台線の文字はあった。
その後、300系で犬山へ。犬山到着。犬山でも、2000系を目撃。
名鉄は空港アクセスに力を入れていることを実感した。2000系は塗装こそ青いが、もうすっかり名鉄の顔であることを改めて思った。犬山からは準急で名古屋へ。しかし、7000系パノラマカーに乗らなければ、今回名古屋に来た意味がないので、栄生(さこう)で降りる。パノラマカーを待っている間、栄生駅のホームからは、名鉄電車はじめ、東海道本線や新幹線など、列車が次々と通過していく光景を眺めることができた。新幹線も、次々とのぞみが通過した。東海道の需要を感じました。また、名鉄電車も次々と通っていった。途中1600系も通っ ていった。
見れば見るほど、廃車が信じられなくなった。まだ新鮮に見えるので、余計に寂しい。何とか残して欲しい。その後7000系で名古屋へ。
一区間だったが、いい時間を過ごせた。また、夜で、一部地下区間の走行だったので、普段なかなか味わえない前面展望が体験できた。夜は、昼にはない臨場感がある。特に、周りが暗いで、昼以上に胸が騒ぐ。名古屋までは短かったが、最高だった。また、車内は小田急3100形に似ていた。しかも、7000系 は特別料金不要なので、なおさらありがたい。また乗りたい車両である。できればずっと残って欲しい。
 名古屋到着後、セントラルライナーなどを撮りたくてJR名古屋駅へ。また、名古屋に来たので、ホームで名古屋名物のきしめんを夕食に。
独特な麺で、今度来たときも食べたくなる麺だった。その後、キハ75系みえを撮影。
一度に、一次車(写真下)、二次車(写真上)
両方見ることができた。セントラルライナーは他の313系にはない塗装で、独特さを漂わせていた。
他にも、211系、キハ85系南紀を撮影した。その後、セントラルタワーで市内一望することに。しかし、人が多いため展望室(51階)に入場できなかった。京都(大空広場)や札幌(JRタワー)とは違うと思った。展望できる場所を探し、その後15階で市内一望。15階とはいえ、周りの建物より高かったので、十分満足できた。また、名古屋城も見ることができ、名古屋の夜景を満喫できた。しかし、もっと上の階でも展望できるので、今度はセントラルタワーの51階で市内一望してみたい。タワーを降りて、駅前から駅を撮影。
駅前は、イルミネーションなどで綺麗だった。その後お土産を購入。ういろう、味噌関連などいろいろなものがあった。どれを買おうか結構迷った(またこれが旅行の楽しみである)。ういろうなどを購入した。その後、名古屋市内も見てみたかったので、また、地下鉄、市バス一日券があったので、バスで栄まで。バス停には、100円儲けるための経費が書いてあり、経営が苦しいと感じた。バス停を探し、バスに乗る。名古屋の風景を楽しみながら栄まで。これは地下鉄ではできない楽しみである。栄でバス降車。栄は、タワーもあり、札幌の大通のような光景だった。
 時間が来たので名古屋とはお別れである。地下鉄を使い、丸の内を経由して猿投まで。少しながら名鉄の旅に戻る。梅坪までの各駅は大都会近郊を感じる光景だった。梅坪の乗り換えは、1分だったが、大丈夫だった。無事猿投到着。ここで終点だが、この先、路線が続いているような光景だった。すでに夜10時を過ぎており、辺りは閑散としていた。猿投からの折り返しの列車は途中まで私一人だった。無事知立到着。朝を思い出すような景色だった。ラストは6000系で刈谷へ。刈谷到着。無事名鉄電車の旅を終えることができた。
 今まで、あまり名古屋や中京に目を向ける機会はありませんでしたが、今回の旅行で中京についていろいろと知ることができました。また、名鉄についてもいろいろと知ることができた。パノラマ列車も満喫できていい一日でした。中京とはお別れですが、いい所なので、また機会があれば、行きたいです。また、読者の皆様にもお勧めします。名鉄電車の旅は終わりましたが、旅行はまだ続きます。

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