碓氷峠訪問 1日目 その2 碓氷峠鉄道文化むら
2007年11月10日
 今回紹介する主な行程
横川〜碓氷峠鉄道文化むら〜横川
 横川駅到着後、碓氷峠鉄道文化むらへ向かった。ここでは碓氷峠にまつわることが何でもあり、EF63はじめ、電気機関車を中心に碓氷峠に限らず日本全国の車両が展示されています。まずは屋外展示されている車両から見てきました。まずは189系あさま。やはり長野行の方向幕を見ると、かつては長野まで線路がつながっていたと実感する。その後は、展示されている電気機関車を見てきた。天気は雨だったので、回るのは少々辛いところもあったが、全廃になっているEF30やEF70を含め、普段見ることのできない機関車を見ることができ、見ているだけで幸せだった。また、ヘッドマーク付の機関車も多数あり、ヘッドマークの有無で機関車の印象がガラリと違ってくることを実感しました。最後には、EF63の運転体験の走行シーンを、しかも重連で走行している姿を見ることができた。やっぱりEF63は重連での姿が一番かっこよく、EF63らしい姿だと再認識しました。俺も運転したいなあ〜。
189系あさま

189系あさま長野行方向幕

D51 96

EF80 63と他電気機関車

EF60 501

EF59 1

EF63 12(左)とEF63 25(右)

キハ35 901(左)とソ300(右)

EF65 520

EF63 12

あぷとくん

EF70 1001(左)と12系くつろぎ(右)

EF70 1001

EF30 20

12系くつろぎ車内

EF53 2

EF58 172+10系客車

EF63 1

EF62 1(左)とEF15 165(右)

キハ20 467

DD51 1

DD53 1ロータリーヘッド

ソ300+DD53 1+ロータリーヘッド

DD53 1

EF53 2(左)とEF63 1(右)

EF63 24+EF63 11重連体験運転

EF63 24+EF63 11重連体験運転後追い

 一通り外の展示車両を眺めてきてからは鉄道展示館に展示されているEF63等を撮影した。外と違い屋根があるので天気など気にせずに写真を撮れた。また、ここではEF63の推進運転(横川→軽井沢間)のシミュレータがあり、私も体験してみた。このシミュレータはEF63のハンドルをほぼそのまま使用しており、かなり臨場感があり、碓氷峠は風景はもちろん、勾配のきつさもよく再現されており、勾配のきつさを実感することができた。この区間では、(バック)運転で、しかも機関車なので、操縦はかなり難しかった。実際運転することは大変だと実感しました。ここには元運転士の方がいて、いろいろとアドバイスをしてくれた。また、EF63の構造や、鉄道車両の運転についていろいろ教えてくれ、勉強になった。話を聞いて意外だったのは、蒸気機関車の次に電気機関車の運転が難しいことは意外だった(個人的にはDLのほうが難しいと思っていました)。その方はお召し列車の運転経験もある方で、かなりいい機会になった。最後に、その方とEF63(連結器を密着連結器にして)写真を撮ってもらいました。本当にありがとうございました。その後は、展示館内にあるEF63はもちろんのこと、EF62、そしてラックレール時代のED42を撮影した。また、ヘッドマークなどの展示もあり、今では見られないヘッドマークも見ることができた。また、EF63を中心じっくりと機関車を見ることができ、楽しい時間を過ごすことができた。
EF63運転台

EF63 10軽井沢側

EF63密着連結器

EF63並型連結器

EF63ジャンパ管

EF63 10 ナンバープレート前面

EF62 54

EF63 18軽井沢側連結部

EF62台車

EF63 10

EF63 10側面

EF63 10「横」サボ

EF63 10横川側あさまヘッドマーク装備

EF62 54

ヘッドマーク

ED42 1ナンバープレート

ED42台車

ED42 1

EF62台車

EF63 10ナンバープレート側面

EF63 18ナンバープレート側面

EF63アンテナ

EF63 10横川側あさまヘッドマーク装備

横川機関区車庫と189系あさま

 鉄道展示館を見学後は鉄道資料館を見学。ここでは鉄道模型や、碓氷峠の歴史などが展示されていた。碓氷峠についていろいろな資料があり、碓氷峠の過去を伝えていた。碓氷峠の過去についても少しながら知ることができたと思う。また、碓氷峠を横断した列車の方向幕などもあり、あの頃はいいなあ〜と思っていた。最後に、記念品等を購入してから、写真の撮影を少々した後、文化むらを後にした。
碓氷峠鉄道文化むら 鉄道資料館(旧横川機関区詰所)

HOゲージレイアウト

ED16 6ナンバープレート

66.7‰勾配標識

蒸気機関車時代の資料

アプト軌条入口標識

磯部駅時刻表(昭和61年11月1日改正)

磯部駅駅板・案内

特急白山 ヘッドマーク

急行妙高 ヘッドマーク

急行妙高妙高高原行方向幕

碓氷峠鉄道文化むら全景

シェルパ君

碓氷峠関所

レール跡

DB20 2
 鉄道文化むらを一通り見学してからは、横川駅で峠の釜飯を昼食に食べ、雨の中碓氷峠を散策することに。横川からまずは横川からめがね橋まで。雨の中、JRの企画があったのか、結構な人の数を見かけた。途中、上信越道、丸山変電所など写真で見たことのあるものを目にしたが、実際に目にしたときは、碓氷峠に来たことを実感した。特に、66.7‰の勾配を見たときは、碓氷峠に来た甲斐があったと思いました。紅葉がきれいだった。雨がなければ本当に最高だと思った。峠の湯まで歩いたが、結構きつい勾配だった。峠の湯からは旧線に入った。旧線を歩いて、ED42+キハ80が来たらな〜と考えながら歩いていた。途中、サル出没注意と言う看板を見たが、まさかな〜と思いながら歩みを進めていった。碓氷湖が見えたときは、結構歩いたなあ〜と思っていた。また、碓氷湖には結構のバスが来ていた。ここからめがね橋までは結構近く、比較的すぐ着いた。めがね橋からは新線(廃止時の信越本線)が見えた。ここからEF63の姿を見れればなあ〜と思った。めがね橋を下から見たときは、立派な姿を見ることができ、紅葉もマッチしていた。また、首都圏から来ている人も多数おり、名所であることを実感した。
峠の釜飯販売店 荻野屋

横川駅

峠の釜飯 包装姿

峠の釜飯

ウォーキング・トレイル アプトの道 案内看板

EF63 24 ナンバープレート

アプトの道から眺めた碓氷峠鉄道文化むら

横川へ向かうシェルパ君

横川へ向かうシェルパ君 後追い

信越本線跡から眺めた上信越道

丸山変電所

信越本線跡にある66.7‰勾配標識

信越本線跡から眺める紅葉

旧信越本線と峠の湯との分岐点

アプト時代の信越本線 トンネル

アプト時代の信越本線から眺める碓氷湖

アプト時代の信越本線

眼鏡橋上から眺める信越本線新線跡

眼鏡橋上から眺める軽井沢方

眼鏡橋上から眺める紅葉と信越本線新線跡

眼鏡橋

 めがね橋から旧道18号線を徒歩で移動予定だったが、乗せてくれる方がいたので、熊ノ平まで乗せてもらった。途中、紅葉がきれいな場所があり、写真を撮らせてもらえた。熊ノ平まではカーブが多かった。熊ノ平まで乗せてもらい、最後にはコーヒーまでいただきました。本当にありがとうございました。熊ノ平ではかつての信越本線の跡を見ることができた。今にもEF63が来そうだった。熊ノ平からは再び徒歩で移動。紅葉がきれいだった。また、途中、所々で信越本線の姿を目にした。線路の状況もよく、今にも列車が来そうだった。
 写真は以下廃線跡、紅葉が中心です。
















その後も順調に歩いていると、目の前に

野生の猿

を発見した。襲われるか心配になり怖くなった。車に乗せてもらおうと考え、実行に移したが、止まってくれる車はなかった。ヒッチハイクの難しさを痛感した。空も暗くなり、携帯も圏外なので簡単に助けを呼ぶことはできない。どうしようか途方にくれていた。そのとき、運よく猿を撮影している方に会うことができた。その方の話では、旧道18号は交通量は多いものの、この時期猿が出没しやすいことを聞いて怖くなった。再びヒッチハイクをトライしたが、止まってくれる車はなく、これからどうなるのかと思った。かなり弱気にもなった。しかし、途方に暮れていても先に進まないので、交通量が多いことを利用して先に進むことに。その後、猿の姿は見えなかった。また、カーブの数が残り少なくなるにつれて気力が増してきた。暗くなってきたのか、信越本線跡の姿は見えなくなった。とにかくただ歩いている状態だった。看板があり、ふと見てみると、「長野県」の文字が書かれており、気持ちが軽くなった。ここから軽井沢駅までは比較的近かった。また、天気も若干良くなった。軽井沢駅が見えたときはゴールはすぐそばだと実感した。その後は、無事予定通りの列車に乗ることができました。
 碓氷峠を観光?して、線路の状況も良いので、是非碓氷峠が復活して欲しいと思いました。EF63含め、今でも私の中では生きている。是非復活してこの区間を乗車したいと思いました。また、碓氷峠はじめEF63などの碓氷峠に関する車両にも前以上に興味を持つことができ、ますます碓氷峠に惹かれました。一日でも早くの復活を願います。また、めがね橋から熊ノ平まで乗せてくれた方には本当に感謝です。おかげでこの後の行程も予定通りでした。

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