北海道特急豪遊紀 3日目 2014年9月17日 道東・納沙布岬
2014年9月17日
 今回紹介する主な行程
札幌〜釧路〜根室〜納沙布岬〜根室〜釧路〜札幌
 3日目は札幌からのスタート。この日からいよいよ北海道の広さを本格的に実感。この日は日帰りで納沙布(ノサップ)岬へ行ってきました。この日のファーストランナーはキハ283系スーパーおおぞら1号。今回は往復ともグリーン車。スーパーおおぞら1号、安全上、現在キハ283系は最高速度110km/hでの減速運転。しかし、いざ乗車してみると、遅さは感じず、むしろ今まで通りのパワフルな走りを楽しむことができた。また、険しい山々の石勝線、十勝平野をはじめ北海道らしい風景が連続する根室本線、どちらも夜間はかり乗っていて、風景を楽しむ機会が今までなかった。これらの風景、眺めていて本当に北海道にいることを実感し、四時間が長いようで本当にすぐだった。



















 根室本線の風景を楽しみつつ、釧路に到着。釧路から東釧路までの1区間はくしろ湿原ノロッコ号、東釧路から先は快速ノサップ号で一路根室へ。釧路から東釧路までは一区間ではあるがくしろ湿原ノロッコ2号に乗車。釧路〜東釧路間の一区間だけ乗車してきました。くしろ湿原ノロッコ2号、この日は平日にも関わらず、自由席指定席とも大勢のお客様が乗車しており、ノロッコ号の人気をつくづく実感しました。ちなみに今年でノロッコ号は25周年を迎えます。今回は(実はノロッコ号、今回が二回目)、自由席で一区間だけの乗車でしたが(しかも窓付きの1号車)、久しぶりに一般形客車列車、しかも自由席と非常に身軽に楽しむことができました。さらに、東釧路で降りる際には一区間にも関わらず記念乗車証を手にすることもでき、より良い思い出となりました。














 東釧路からは快速ノサップで移動。この日はルパン三世ラッピングトレイン車両が充当。この車両、車体側面にはルパン三世のイラストがラッピングされており、また、車内にもステッカー等が貼られており、ルパンファンにはたまらない車両です。ルパン三世ラッピングトレイン、ルパンのイラストだけではなく、車内のクロスシートはかつて特急列車で使用していた座席を使用。リクライニングも出来乗り得な車両です。ちなみにルパンの作者ことモンキーパンチさんは花咲線沿線の厚岸郡浜中町の出身で、花咲線活性の目的を兼ね登場しました。ルパン三世ラッピングトレイン、皆さんも釧路、根室に行かれた際には乗車してみてはいかがでしょうか?また、花咲線、釧路よりも東、さらに湿原付近ということもあり、本州では見ることのできない風景の連続でした。途中厚床からは団体旅行客も同乗。ちなみに団体旅行客は若くて60代、添乗員のお兄さんは20代(大体スターライトと同じくらい)、このギャップを感じつつも、また出会いがあり楽しい時間となりました.
























根室到着後はバスで納沙布岬へ。納沙布岬、今回が初めてとなります。根室からバスで約40分ほどかけて納沙布岬へ。納沙布岬までのバスも北海道らしい平原の連続で、眺めていて飽きなかった。また、「北方四島を返せ!」の看板も多数見かけました。





納沙布岬、日本本土の最東端ということもあり、様々な碑等がありました(ちなみに日本の真の最東端は東京都の南鳥島)。また、今日は天気が良く北方領土も見え、北方領土が根室のすぐ目の前であることを実感しました。ちなみにこの北方領土、現在はロシアが不法占拠しており、簡単には行くことができない場所ですが、一日でも早く日本に返還されることを願っています。




































※ 最後に、北方領土は日本の領土です!


 納沙布岬観光後は、来た道を札幌へ。途中太平洋に沈む夕日も眺めることもできました。いよいよ旅も後半に突入となると5日間も本当にすぐだと実感。そんな思いも持ちつつ夜のスーパーおおぞらを札幌まで楽しみました。












札幌到着後は札幌駅で711系電車を撮影。711系、北海道初の電車として登場。と同時に、在来線営業列車初の交流専用列車でもあります。なお、乗車は明日もあるのでこの日は撮影のみです。眺めていて、明日の乗車が楽しみになりました。なお、この日も札幌市内に宿泊。明日はいよいよ道北です。





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