第一章 あけぼの号・函館観光
2010年11月23日〜25日
 今回紹介する主な行程
 11月23日
自宅最寄駅〜上野〜(あけぼの号)〜青森〜函館〜森〜函館〜青森
 11月23日夜、社会人になって初めての帰省をしてきました。今回は、実家に滞在することはもちろん、東北新幹線新青森駅開業目前ということもあり、その変化についても観察したいと思い、青森・函館フリーきっぷを使用した。
 今回は、青森周辺を散策することだけではなく、きっぷの効力を思う存分楽しみたいということで、行きはあけぼの号ソロで上野から青森へ向かった。あけぼの号、上野駅13番線からの発車であるが、13番線に到着すると、

583系

の姿が。583系、この時は団体列車で使用でしたが、いまではきたぐにだけとなり、思わずかつての姿を想像させてくれました(かつては当たり前の光景だった)。


 583系が出場し、今回乗車するあけぼのが推進運転で入線。あけぼの号、個室開放関係なく今回が初の乗車となる。帰省が目的であっても、寝台車に乗るということで非常にワクワクしながら乗車しました。上野から長岡までの牽引機はEF64 1052号機で、ついにEF64の牽引運転を味わえる思いました(思えば結構貴重な体験)。







 先頭を撮影し、買い物をして車内へ。車内はゴロンとシートからソロ、A寝台と、非常にバライティに溢れていた。ちなみに私はソロ上段、生まれて初めての個室寝台となる。個室寝台、非常に静かなのはもちろん、誰にも邪魔されずに景色を堪能でき(しかも上段なので眺めも格別)、優雅な時間を過ごすことが出来た。また、個室の室内灯は消すこともでき、消した時の景色は普段味わえない景色そのものだった。景色を楽しみながらmixiをしながらと、気が付いたら眠ってしまっていた。
 翌朝目が覚めると、目の前は日本海。どうやら秋田県内を走行中だった。秋田で少し時間があり、先頭へ向かうと牽引機はEF81に。きちんと長岡で機関車が変わったことを実感できた。秋田から先は奥羽本線の風景を楽しみながら一路青森へ。関東にはないみちのくの景色を眺め、東北に戻ってきたことを実感しました。奥羽本線内で何度かすれ違いがあり、単線区間を味わい、無事に青森に到着しました。
 今回、あけぼの号を利用して、非常に楽しい時間を過ごせたことはもちろん、寝台列車の魅力、楽しみを改めて実感することができました。現在、寝台列車は希少価値そのものであるが、機会があるときは寝台列車の旅を楽しみたいと思いました。同時に、これ以上寝台列車を減らさないでほしいと思いました(今回あけぼの号を利用したが、上野発車の時点では結構の乗車率でした)。














 青森駅では、運良くリゾートあすなろ号の姿が。偶然にも試運転時と重なり、その姿を一足早く見ることができました。リゾートあすなろ号、次回帰省した時は是非とも乗車したいと思いました。



 青森からはきっぷの効力を有効に使うために函館へ。青森からのスーパー白鳥1号までは一時間近く時間があったので、青森駅前や八甲田丸を散策。青森駅前には、新たな建物ができたりと、新幹線開業のための変貌を少なからず実感しました。また、八甲田丸では、青函連絡船の歴史だけではなく、車両甲板の見学もでき(ここが一番の楽しみだった)、駆け足であったものの、青函連絡船の雰囲気を味わうことができました。















 時間になり青森駅へ。スーパー白鳥1号で津軽海峡を越えて函館へ。中小国からは津軽海峡線に入るが、いつ乗っても中小国からは高規格な路線になるが、5年後にはここに新幹線が開通することを考えると、夢が膨らむと同時に、新駅周辺はどんな開発、変貌があるのかも楽しみである。そうこうしているうちに青函トンネルに突入。青函トンネル、全長53.85キロあるが、わずか二十数分で789系は駆け抜けるので、海峡時代と比べ青函トンネルの長さをあまり実感できない反面、高速走行は大いに味わえる。青函トンネルを抜け北海道へ。本州にはない景色を眺め、北海道に上陸したことを実感した。木古内からは再び単線になるが、海の先には函館山が見え、西側は山が見えと、風景は富んでいる。また、木古内から先では青函トンネル通行証明書のオレンジカードの販売もあり、私も北斗星セットを購入した。五稜郭機関区・五稜郭駅の前を通過し、函館運転所が見え、函館に来たことを実感しました。




 函館からは北斗11号で森へ。キハ183系、本州ではまず目にすることはないが、今回はきっぷの効力を十分に活かして森まで乗車。キハ183系、先頭では前面展望もでき、自由席ながらも優雅な時間を過ごせた。途中、大沼周辺も楽しむことができた。










 折り返しはキハ281系スーパー北斗12号で函館へ。今回は試作車のキハ281-901に乗車(実は二回目)。上り列車でキハ281系に乗るのは初めてであるが、振り子機能、大沼、楽しめるもの、楽しみたいもの楽しむことができた。スーパー北斗12号を36分楽しんだ後は函館市内の観光。まだ午後4時前というのにすでに薄暗かった。函館では、路面電車の一日乗車券を購入。函館ではベイエリア、金森倉庫、函館山からの夜景を楽しんだ。










 ベイエリア周辺、レンガ倉庫が連立している場所は日本でもあまりないのか、ただ散策しているだけで楽しかった。同時に、クリスマスのイルミネーションもあり、もうすぐクリスマスがやってくるのだと思った。















 ベイエリア周辺を楽しんだ後は函館山へ。函館山からの夜景、今回が初めてではないが、函館市内の建物一つ一つの光が非常に綺麗で、時間が止まった感じで、見ていて飽きなかった。函館山の夜景、次回北海道の来る時も是非とも見ていきたいと思いました。



 函館山の夜景を眺めた後は温泉に入浴。近くに谷地頭温泉があり、いざ向かってみたものの、前日の振替休業。函館に来たものの温泉に入れないのは嫌なので湯の川方面へGO!!少し歩いて宝来町から路面電車に乗車。湯の川温泉まではらっくる号に運良くに乗車することができた。
函館駅、五稜郭を通過して湯の川温泉へ。湯の川温泉では無事入浴することができ、心身ともにリフレッシュをすることができた。最近、温泉に入る機会が多いせいか、すっかり温泉に入ることが自分の楽しみの一環となりつつある。
 湯の川温泉の入浴も終わり、函館駅方面へ。しかし、もう電車がないので徒歩で向かった。途中、ラッキーピエロでハンバーガーを食べて、夜の函館市内を歩きながら函館駅へ向かいました。


 今回、函館市内をプチ観光して私自身、道内の鉄道路線は全線乗車しているものの、北海道の観光地、車窓、特急列車、どれもまた観光したいという要素がある。ある程度の余裕ができたらまた全道観光を楽しみたい(移動は特急列車のグリーン車で)。
 函館駅で少々仮眠をとり、はまなすで青森へ。はまなす号、結構座席が埋まっていると思いきや、ガラガラで利用状況は不安になったが、利用者からしてみれば確実に座れて、青森までゆっくり休むことができた。


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