2007年夏の18きっぷ1日目
2007年9月6日
 今回紹介する主な行程
 9月6日
自宅最寄駅〜仙台〜水戸〜鹿島神宮〜佐原〜銚子〜外川〜銚子〜東京〜熱海〜(新幹線)
(9月7日)
(新幹線)〜静岡〜浜松
 2007年9月、18きっぷを使って関西方面に出かけてきました。
 今回は久々に関西のJRを楽しむのと同時に、新幹線スタンプラリーや大鉄道博、銚子電鉄などこのとき楽しみたいものをいろいろ楽しみたいと思い出掛けてきました。往路に銚子電鉄を乗ることにしたので、仙台からは常磐線で南下。原ノ町までは455系で移動。車内は、旅行気分を演出してくれた。455系自体珍しい存在になってきたが、やはり旅行するには個人的には好きな車両である。また乗れたらなあ〜と思った。また、車内では出会いもあり、いろいろな話を聞くことができた。原ノ町からは415系1500番台でいわきへ。いわきで今晩のムーンライトながらにチケットを購入(このとき帰りのチケットは購入できなかったが)。やっと購入できたと同時に、この日は閑散期で310円で購入。Wでラッキーだった。しかし、この列車が運休となることを知らずに…。いわきからはE501系で南下。E501系も営業運転で東北でも見られるようになった。登場時は考えもしなかった。いわきも首都圏近郊のような感覚だった。
 水戸から鹿島臨海鉄道で鹿島神宮へ。鹿島臨海鉄道は鹿島鉄道を訪問したとき以来の半年ぶりだが、新鉾田までは半年前を思い出しながら乗車。途中、日本一長い駅名の駅も通った。サッカースタジアムは立派な建物だった。




鹿島神宮からは鹿島線、佐原からは成田線で銚子へ。佐原の食堂で台風の情報を耳にするが、ながらが運休にならないで欲しいと思った。佐原からは211系で銚子へ。
この車両、鶴見線の205系の帯に似ている。銚子到着後、帰りのながらのチケットを購入しに窓口へ行くが、ここで運休ということを初めて耳にした。同時に、翌日運行することも未定であり、この時点では発券してもらえなかった。果たしてこの日の夜はどうするの…?  そのことも考えながらも銚子からは銚子電鉄で外川へ。
途中の駅からは小学生が大勢乗ってきて、地域に密着している路線であることを実感した。また、ファンの方もいた。路線はのんびりしていた。外川までは長いようで短かった。外川到着後、小廻り手形(一日乗車券)を購入。スタンプラリーを意識していたのか、桃鉄のデザインだった(そういえば、あのゲームしばらくやってないなあ〜)。その後、一旦犬吠へ。犬吠で一日乗車券についていた話題の濡れ煎餅引換券を使って煎餅をもらった。その後、お土産を購入したり、駅前などを撮影したりした。駅前は、海周辺の駅のようなお洒落なデザインだった。また、駅から少し離れたところで列車を撮影した。駅から少し離れただけでこんなにいい撮影地があるのはうれしい限りである。その後、外川駅を撮影するため、外川へ。外川駅は木造駅舎で、懐かしい雰囲気で、まさにローカル私鉄の終点にふさわしい駅舎だった。また、車両とも写真をとることができた。私自身、こののんびりとした風景が好きである。東京から比較的近い場所なので、皆さんも行ってみてはいかがでしょうか。その後、銚子へ戻った。天気がひどくなってきた。私のほかにも旅行者がいて、台風は残念だと言っていた。ほかにもいろいろな話をすることができ、個人的にはいい思い出になった。ありがとうございました。
























(写真:上から銚子電鉄の車両関連、犬吠駅、犬吠駅周辺で撮影した列車、外川駅、1000形の車内と銚子駅ほか)
 銚子で本日運休となったながらの指定席券を払い戻し、113系で千葉へ。
今夜・明日の計画を考えていた。また、せっかくの18きっぷなので西に行きたいと思い、とりあえずは静岡までは行こうと思った。東京に近づくにつれ、台風はひどくなってきた。千葉からE217系で東京へ。後方3両のセミクロスシート車に乗車。帰宅ラッシュと重なったのか、下りはかなりの混雑具合だった。しかし、上り(東京方面)はかなり車内に余裕があった。車内でも台風の話をちらほらと耳にした。東京駅の総武線ホームは地下なのか、雨の影響はなかった。東京駅で雑誌を購入したり、運休の情報を確認したりしていた。東海道本線は何とかなりそうだと思ったが、他の路線では運休の情報を目にした。やはり一目で運休等を確認できるのは便利だった。  東京からは東海道本線で西を目指した。車内は帰省ラッシュ時と重なり混雑していた。また、途中大船駅では大雨の影響で規制値を超えていた川があり、一時不通となった。そのため、列車も大船駅でストップしていた(その前も何度か停止信号があった)。また、後続の列車も向かいのホームに停車しており、もうここで終点になるのかもしれないとも考えた。しかし、その規制値を下回ったためかようやく運転が再開した。そのときは一安心だった。その後もとにかく西を目指した。途中、二ノ宮、小田原で乗り換えたが、雨は本当にひどかった。このため、先行列車が詰まっていた。また、台風の影響で湘南ライナー等はすべて運休になった(その関係でか215系、185系などが送り込み回送だと思うが走っていた)。  何とか小田原までは来れた。小田原から先、熱海までは列車が走っていたので熱海へ。雨・風はますますひどくなっていた。熱海からは東海道本線が不通で、復旧の予定も未定だった。また、熱海駅は雨漏りしていて、台風のひどさを物語っていた。しかし、新幹線は何とか運転再開の見通しがありそうなので、熱海からは新幹線で移動することに。私自身、18きっぷしか持っていなかったので、乗車券・特急券を購入しなければ乗れない。しかし、駅員の人が乗車券のみでOKと言ってくれたので、乗車券のみ購入。駅員の方も台風の対応に追われ表情が大変そうだった。熱海駅には下りののぞみが運転できないためか停車していた。  熱海から静岡までは新幹線で移動。
自然災害とはいえ、夜0時を回って新幹線に乗る機会は普段はない(新幹線は騒音の関係で夜0時〜朝6時まで営業運転できないため)。新幹線はこの列車がどうやら最終だった。その後、浜松行きの列車も特別走る。また、静岡でやっと夕食を買えた。この時間に走る普通列車も珍しく、正月の終夜臨を思い出した。浜松までは眠気に襲われながらの移動だった。また、貨物列車も走っており、この先は安心できると思った。浜松からは平常ダイヤでの運転で、この先は朝六時まで列車はない。それまでの時間どう休憩しようか休憩場所を探していたが、幸い私に寝場所を手配してくれた方がいた。その時は本当に安心できた。その方も旅行中で私と同じような状況であった。駅で寝るのは、慣れればどうってことはなかった。朝まで無事過ごせた。私に寝場所を提供してくれてありがとうございました。その後、列車はダイヤ通りに運転を再開。また、帰りのながらの指定券も無事手配できた。この一泊で、列車が時間通り動くことは普段は当然のように思っていたが、このように災害等で運休になってしまうと、旅行が思うようにいかなくなる。そのためか、列車が毎日時間通りに走ってくれる大切さを感じました。その後は、ほぼ予定通りに移動できたのでよかったです。以降は次回です。

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