北陸特急豪遊紀 1日目 能登半島・しらさぎ
2014年7月4日
 今回紹介する主な行程
 7月4日
自宅最寄り駅〜東京〜越後湯沢〜金沢〜和倉温泉〜穴水〜金沢〜米原〜大阪
 2014年7月、2015年春には北陸新幹線が金沢まで延伸開業する関係で大幅に運用が変更となることもあり、今の内にということで、北陸特急に乗るべく北陸経由で関西へ行ってきました。なお、今回は思い切って特急列車は全てグリーン車で移動しました。
 行きは東京駅から越後湯沢を経由して金沢へ。東京駅からはMaxとき303号の二階席から風景を眺めつつ越後湯沢へ向かう。思えば、二階席からの風景を眺めて移動できるのは今や上越新幹線の身である。しかし、2016年を目途に全廃される予定であり、Maxも安棒ではない。二階建て新幹線に乗れることももしかしたらあと数年しかできないことなのかもしれない。そう思いつつ雪国へ向かうトンネルを越え(季節外れだが)、越後湯沢に到着しました。


 越後湯沢から先ははくたか2号で金沢へ。ちなみに車両は681系ホワイトウイング編成。越後湯沢はJR東日本エリアではあるが、車両はJR西日本の編成。どことなく違和感があった。上越線をゆっくりと走行し、六日町〜犀潟間は北越急行を経由。北越急行へ進入と同時に高速走行。上越線内の走行がウソのように感じられるくらいであった。直江津からはJR西日本の乗務員と交代。ここから先はJR西日本の区間に突入。青い駅名板を見て西日本エリアに来たことを実感しつつ、金沢へ。また、途中親不知付近では、海上の北陸道にはいつも?感動しています。
















 今回、はくたかで越後湯沢〜金沢間を乗り通しましたが、直江津〜金沢間は並行在来線の第三セクターへ移管され、特急列車は廃止になり、このような高速運転を体感できることもあとわずかとなります。また、はくたかが新幹線になることで、在来線のはくたかは廃止。681系、683系の160Km/h運転も北陸新幹線金沢開業までとなる。また、北越急行はかつて「電車でGO!」でも舞台になった路線。自分もそのゲームでこの路線の魅力をより詳しく?知った人間の一人である(もちろんはくたかで160km/hも体験)。その区間から特急が全廃となることは非常に寂しく感じています。
 金沢到着後は、せっかく北陸に来たので、和倉温泉へ。丁度いい時間の特急サンダーバードがあったので、サンダーバード5号で和倉温泉へ。サンダーバード5号、金沢からは683系6両編成で移動。思えば683系、登場から早13年経過しているが(13年前の古さは全く感じないが)、意外にも6両編成(T編成)は今回が初めての乗車である(今思えばなぜ今まで乗らなかったのだろうと思うくらい)。初めての車両で初めての区間、ワクワクしながら?和倉温泉へ向かいました。





和倉温泉ではせっかく温泉街に来たので温泉街を少し散策し(雨だったのが少し残念であったが…)、和倉温泉総湯に入浴しました。和倉温泉総湯、和倉温泉の日帰り温泉として非常に利用しやすいのはもちろんのこと地元民も利用しており、本当に身近に楽しめる温泉であります。皆さんも是非和倉温泉に行ったときには行かれてみてはいかがでしょうか?















 和倉温泉を散策し、和倉温泉からはのと鉄道で穴水へ。のと鉄道、行きの穴水までの車両には「花咲くいろは」のイラストらラッピングされた車両にHit!(スターライトはアニメ・映画の内容は分かりませんが)。ラッピング列車を楽しみつつ能登島、海から見える和倉温泉の風景を楽しみながら穴水へ。穴水駅ではかつてのパノラマ車両の姿も見ることができ、のと鉄道、過去は過去で結構面白み?のある鉄道路線だとつくづく思いました。














 穴水からは折り返し来た道を戻る。なお、復路の列車には団体旅行のお客様も同乗し、2両編成での運転となる。復路は観光客も乗っており、行きとはまた違った旅行気分を味わえました。なお、復路は七尾まで乗車。




七尾からは415系(元115系)で金沢へ。




 金沢到着後はしらさぎ66号まで時間があったので金沢を少し観光。まずは東茶屋街。東茶屋街、今回で二度目だが、本当に和の空気が漂っており、いるだけで時間が止まるような感覚でした。兼六園とはまた違った「金沢」らしさが伝わる場所であり、金沢に上陸したときはまた是非足を運んでみたい場所である。







その後、近江市場等を散策。夕食は麺丼やで味噌カツ丼を食べました。近江町市場から金沢駅までは徒歩で移動。雨は降ったものの金沢を味わうことができました。






金沢、観光はこれで三回目であるが、名ばかりの観光都市ではなく、本当に高級かつ和風な都市であると実感しました。と同時に、金沢、まだまだ知らない世界も多く、今度はバスだけではなく自転車でも観光したいとまで考えてしまいました。金沢駅到着後は、駅前のデパートから金沢駅を一望しました。



 金沢市内観光後は、金沢駅では475系や521系も撮影。521系3次車、225系風なライトが特徴であるが、今秋広島にデビューする227系も同様なデザイン。これからのJR西日本は225系風のデザインが主流になるものだと思いました。いよいよ金沢からはしらさぎ66号で米原へ。683系2000番台、登場から10年以上経過し、所々に経年をを感じる個所はあるものの、現在でも北陸〜中京で第一線で活躍。10年以上経過していても古さを感じせないデザインも683系の「良さ」だと思っています。ちなみに、しらさぎ66号はグリーン車は私一人と貸し切り状態。優雅にグリーン車で夜の北陸トンネル、新疋田のループ線を味わいながら米原を目指しました。ちなみにしらさぎ66号、米原方面の最終しらさぎということもあり、普通車には結構なビジネス客も乗車していました。米原に無事到着。途中和倉温泉上陸と鵜の休憩はあったもののこの日は直江津から米原まで特急列車で北陸本線を走破したこととなった。同時に、北陸の681系・683系の勢力の実感もできました。









 米原からは翌日のサンダーバード7号に乗車するために新快速で大阪へ。この日は、在来線特急列車だけではなく快速列車の最速を味わうことができ、この日は最速尽くしの一日となりました。大阪到着後は駅近くのホテルで一泊し、翌日に備えました。



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