さよなら489系ボンネット
2010年2月26日・3月10日
 こんばんは。2010年3月13日ダイヤ改正で急行能登号が臨時列車に格下げになったのは皆さんもご存知だと思います。同時に、489系ボンネット編成の定期運用も終了します。489系、元々は485系をベースに、碓氷峠を通過するために開発された車両である。しかし、碓氷峠は10年以上前に廃止され、今は485系とは区別なく使用されています(区別する必要がないのが現実)。ボンネット先頭車に限定すれば、最後は急行能登のみであった。今回は、489系ボンネット急行能登についてまとめてみました。
行き先表示 ホームライナー古河3号

急行のサボ

車番 定員等の表示 モハ488

車両ナンバー クハ489−501 ・が碓氷峠対応の証


連結器周辺 上野方(EF63側)

指定席のサボ

独特のキノコ型クーラー

489系 ホームライナーのヘッドマーク装備

横顔

急行能登 車両案内

急行能登 ヘッドマーク

489系 急行能登のヘッドマーク装備

489系 編成写真(柱があってすみません。)

啄木の唄と489系

489系 急行能登

行き先表示 上り急行能登

おまけ1 EF64 1000牽引寝台特急北陸

おまけ2 EF81牽引寝台特急北陸とのツーショット

おまけ3 寝台特急北陸とのツーショット 最後尾

 急行能登、私自身、何回か利用しましたが、非常に便利なダイヤでした。また489系に身近に乗れるチャンスでもあり、能登の乗車は楽しみでもありました。489系、碓氷峠の通過という本来の運用は10年以上前に終了していますが、今まで頑張ってくれたと思います。イラスト付のヘッドマークも装備しており、特急列車との遜色もなく、特急で運用されていてもおかしくない風格でした。急行能登、寝台特急北陸、一日二本あった北陸方面の夜行列車が一気に定期運用から姿を消し、私自身も急な引退を感じています。幸い能登のほうは臨時列車ではあるものの、運転が継続されていきます(車両は485系)。また、これまで使用されていた489系ですが、臨時列車等ではまだ力走する姿を見ることができ、すぐには完全引退ではないものの、完全引退も時間の問題だと思います。今回、これらの列車が廃止されることに関して、時代の変化を感じずにはいられませんでした。これらの夜行列車、確かに今の時代からすれば、遅れているかもしれません。しかし、旅情や温もり、利便性など、視点を少し変えればまだまだ必要性はあると思います。老朽化、これに関しては逆らうことはできないですが、ボンネット編成が今日まで生きていたことを考えれば、これはこれで頑張ってくれたのかもしれません。

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