十和田観光電鉄
2012年3月7日
 今回紹介する主な行程
実家〜八戸〜三沢〜十和田〜三沢〜八戸〜実家
 皆さんもご存じだと思いますが、2012年3月いっぱいで十和田観光電鉄が廃止となります。私は今回、帰省中に、少し足を延ばして十和田観光電鉄に乗ってきました。小生、今回二度目の乗車です。
 十和田観光電鉄、今回も前回同様、三沢から十和田市の往復です。車両は元東急7700系。車内に入るとかつて東京を走っていた車両のせいか、都会?にいる感覚になった。また、青森県のローカル線にワンハンドル車の導入、時代の変化を感じたと同時に、ワンハンドルの歴史が長いと感じてしまった。









 時間になりいよいよ出発。三沢から大曲(青森県)までは古牧温泉の敷地内を走行。温泉の敷地内を走っているというだけで観光気分だった(古牧温泉に入浴したくなった(笑))。
また、途中七百には車両基地があり、電気機関車や2002年まで営業運転で走行していたモハ3400形、モハ3600形も留置。モハ3600形、引退時は東急時代の緑色の塗装となり引退。こちらの車両には乗ったことはないものの、十和田観光電鉄の旧塗装、東急時代の緑色の塗装、どちらも似合い十和田観光電鉄らしさが漂っていた。













 時間通り終点十和田市に到着。十和田市駅構内で開設されていたTKD89ミュージアムでは、十和田観光電鉄の今までの写真等の展示もあり、十和田観光電鉄の過去も知ることができた。
 その後、帰りの列車まで十和田市駅を散策。十和田市駅、私が幼いころは、ダイエーも営業しており、今よりも栄えていた。今となっては、非常に寂しくて仕方がなかった。









 帰りの列車の時間になり三沢へ。帰りも行きと同じ道を辿る。十和田市駅ではイルミネーションの改札口を通り、ホームへ。ホームでは行きと違う編成が入線。そちらの電車で帰りました。帰りは、学校帰りの高校生も乗車。地元の人たちにとっては大事な足であることを実感せずにはいられませんでした。また、線路はほぼ道路と並走していますが、それでも鉄道の必要性を感じることができました。十和田観光電鉄の廃止、青森県出身の私にとっても非常に残念でなりませんでした(十和田市は青森県第4の市です)。











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