鹿島鉄道訪問
2007年3月15日
   2007年3月15日、この月いっぱいで廃止になる鹿島鉄道を訪問してきた。
朝は仙台から455系でいわきまで移動。その後鋼鉄製の415系で水戸まで、水戸からは鹿島臨海鉄道で新鉾田まで移動した。鹿島臨海鉄道は、踏み切りも無く、高規格路線だった。新鉾田から鹿島鉄道鉾田駅までは徒歩で移動。地図を明確に調べていないせいか移動は不安だったが、15分で移動できてよかった。鉾田駅の売店は閉まっていて、残念ながらたい焼きを食べることはできなかった。気持ちを改め駅構内を撮影。駅舎はローカル感が漂っていた。
また、きっぷも硬券で、きっぷからも懐かしさを感じることができた。
乗客は、地元の方で普段から使っている方もいれば、私のように廃止間近で乗り収めに来ている方もいた。発車まで車内などを撮影。車窓は、東京周辺とは思えなく、のんびりしていた。
霞ヶ浦らしき湖も見えた。また、沿線には、カメラマンが多数いた。また、対向車の気動車も風景に合っており、かわいらしく見えた。私も沿線で撮影をしたくなった。石岡駅到着後、鹿島鉄道のホームから留置線にある気動車やホームを撮影。


昼食後も、近くの線路をまたぐ橋(改札外)から撮影。いい撮影地を発見したので列車が来るそちらで撮影することにした。迷いながらも移動でき、鹿島鉄道らしい写真を撮影することができた。

少し移動するだけでこんなにいい写真を撮影することができることを実感した。
 最後に、鹿島鉄道は残り約2週間になるが、最後まで頑張って欲しいと思いました。また、個人的にはローカル観が漂っており、のんびりしている路線だと実感しました。
 話は変わりますが、鹿島臨海鉄道と鹿島鉄道の駅板には、市町村名が書かれているが、市町村合併がこんなところにも影響しているんだなあ〜と思いました。
 鹿島鉄道訪問後、せっかくなので新車乗車を体験してきた。石岡からはE531系グリーン車に乗車 (とはいえ、このときはグリーン車での営業前の普通車)。
常磐線の2階建て車両に乗るのは初めて(クハ415−1901には乗車経験なし)で、普段味わえない常磐線の眺めを楽しむことができた。もちろん、グリーン席なので、座席も快適だった。偕楽園の梅が綺麗だった。
 水戸から常陸太田まではキハE130で移動。
E231系などを踏襲しつつ、キハ110系よりも進化していた。帰りは座ることができたが、先日試乗したSAT721系のような座席だった。また、キハ110系とキハE130の混結編成も見れた。この混結編成、試運転だけのものだと思っていたが、実際の営業運転でも見ることができ、車体構造の違いを実感できた。
しかし、キハ110系が水郡線から引退すれば見られなくなるので、いいものを見たと思った。また、塗装はカラフルだった。
 水戸からは415系鋼鉄車でいわきまで、いわきからは455系で仙台まで帰りました。これらの列車の車内は、旅行している気持ちになります。今までは普通でしたが、もう今は引退なので、個人的には寂しい限りです。

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