富士山ビュー特急
2016年5月2日
 2016年5月2日、4月23日にデビューした富士急行8500系(元JR東海371系)富士山ビュー特急に乗ってきました。富士山ビュー特急、外観は他の水戸岡作品同様、独特なロゴが描かれており、また、車内は木材を使用し、JR東海時代よりも温もりがあり、よりお洒落な車両に変身しました(個人的には371系7両編成が371系のまま、富士急行8500系のカラーリング、車内にリニューアルされても通用すると思いました)。特に、自由席車両(2号車、3号車)は、JR時代の座席構成ほぼそのままということもあり、371系って、JR九州の電車?と錯覚してしまった。ちなみに、編成番号はJR東海時代と同じ「X1」編成。この編成番号を見ただけで元371系であると思わせてくれました。





















 今回、富士急行で富士山ビュー特急に乗ってきましたが、水戸岡作品の魅力、また水戸岡作品からの車窓は格別であることを再認識しました。また、水戸岡作品が現在でも次々と登場しており、車体は一色になっているにも関わらず、ついつい追いかけたくなる魅力があります(個人的には早く長良川鉄道「ながら」にも乗ってみたい)。
 河口湖に到着した後は、河口湖まで少し散策。河口湖、機会があるときはもっとゆっくりと観光したいと思いました。







 復路はフジサン特急で大月へ。フジサン特急、8000系(元小田急20000形RSE)は初めてである。RSE、元々の普通車の座席がベースなので、2000系(元JR東日本165系PEA)よりは狭いものの、ハイデッキ構造ということで、視点は高く、以前より眺めは向上した。また、2000系時代同様、車体には富士山のイラストが車内外に描かれており、立派な「フジサン特急」と化していた。かつてのRSE塗装でなくなったのは少し残念であるが、8000系になっても富士山のイラストが受け継がれていると思うと、嬉しくなりました。ハイデッキ構造を活かして富士急行の顔として末永く活躍してほしいと思いました。










 今回、3ヶ月半ぶりに富士急行へ行ってきたが、富士急行でかつての特急あさぎり用の車両が主役になろうとは、特急あさぎり登場時、誰が想像したでしょうか?個人的には鉄道車両の譲渡の魅力を実感したばかりであります。尚、かつてのシンボルだった二階建て車両はどちらも引退しましたが、もし二階建て車両が組み込まれてデビューしていれば、また違った展開になっていたのかもしれません。富士急行、富士山に一番近い鉄道です。また、これからは季節もの暖かくなります。富士急行、非常に話題、そして線内を走る車両の種類も非常に多いです。富士急行、更なる活躍を期待するばかりです。

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