箱根登山鉄道アレグラ号
2014年11月13日
 先日、今月一日に営業運転を開始した箱根登山鉄道3000形ALLEGRA(アレグラ)号(以下アレグラ)に乗車してきました。なお、今回は箱根フリーパスを使用。せっかく箱根まで行ったので桃源台までは箱根ゴールデンコースを楽しむこととしました(鉄道で箱根に行くのは初めてである)。また、当日は、ただ行くのもつまらないので新宿からスーパーはこね13号(VSE)で箱根湯本へ。ちなみにこのスーパーはこね13号、平日唯一のスーパーはこねである。VSE、今回二回目の乗車である。ちなみに今回は第二編成、前回は第一編成。一応VSE、全編成乗車したこととなった。今回は、VSEで箱根に行くということなので、旅行気分でVSEを満喫。また、この日は平日であったが、スーパーはこね13号は満席。VSEの人気を物語っていた。また、この日は天気も良く、良い行楽日和となった。小田原から箱根登山鉄道線に入り、箱根に近づいていることを実感。箱根湯本駅は平日にも関わらず観光客でごった返しており、箱根の観光地としての人気を物語っていた。









 箱根湯本からはいよいよ本日のメインのアレグラで強羅へ。アレグラ、途中三回進行方向を転換。強羅行きは箱根湯本〜出山信号場間と大平台〜上大平台信号場間で先頭車両となる。アレグラから眺める全面展望は格別あった(ちなみに窓も足元まで大きくなり車窓もより眺めやすくなった)。また、車内のドア上部には案内モニターも設置され、便利になった反面で、アレグラは登山電車というよりは通勤電車では?とついつい思ってしまった。箱根登山鉄道、急勾配なのは承知していたが、カーブも急で、3両編成にも関わらず、カーブでは反対側の運転台も見え、かなり急なことを実感せずにはいられなかった。また、箱根は温泉街ということもあり、硫黄?の臭いもあった。ちなみにこのアレグラ、デザイナーはVSE、MSEでもお馴染みの岡部憲明さん。どことなく?雰囲気的に似ているところもあった。また、岡部憲明さん、今後は小田急グループの大山ケーブルカーもデザイン。岡部憲明さんがこれからの小田急系特急列車・観光列車の親になっていくのでは?とまで思いました。ちなみにこのアレグラ、箱根登山鉄道での25年ぶりの新車である。思えば2000系が登場から早25年が経過。置き換え車両の登場がいつ登場してもおかしくない時期となりました。アレグラ、これからどのような活躍をしていくのか、個人的にも楽しみであります。なお、終点強羅では事業用車両も撮影できた。





















 アレグラを楽しんだ後は箱根登山ケーブルカーで早雲山へ。11月も10日が過ぎ、日中でも肌寒くなった(強羅からは上着を着用)。早雲山までケーブルカーを楽しみ、ここからいよいよ箱根ロープウェイとなる。






しかし、この日は早雲山〜大涌谷間は機械故障のため運転を見合わせ。代行バス等の移動手段しかない(スターライトは代行バスで大涌谷へ)。30分以上待って代行バス(箱根登山バスいすゞGALA)で大涌谷へ。
代行バスで箱根の風景を多少は楽しめたが、正直な話ロープウェイで楽しみたかった。大涌谷からはいよいよ箱根ロープウェイでの移動。このとき初めて知ったのだが、箱根ロープウェイ、早雲山〜大涌谷間と大涌谷〜桃源台間は直通していない。このため、大涌谷から先はロープウェイで移動できるということだった。大涌谷からのロープウェイ、眺めは非常に良く、芦ノ湖や富士山を眺めることができた。また、紅葉も色付いており、辺りを見渡しているだけで楽しかった。なお、桃源台からは海賊船に乗船予定だったが、箱根ロープウェイの故障で中止。乗り換えのバスまで少し時間があったので姥子まで往復。姥子駅前にはかつてのロープウェイのゴンドラも展示されていました。









 ロープウェイで姥子まで往復し、桃源台からは箱根ラリック美術館へ移動。箱根フリーパスでは小田急箱根高速バス(御殿場〜箱根方面)も使用可能範囲ということでその効力を発揮。
AERO ACEに15分ほど揺られて箱根ラリック美術館到着。箱根ラリック美術館、実はここにはオリエント急行の車両も展示。メインはこちらではあったものの、せっかく入場料を払ったのだから美術館も見学。美術館内には色々な芸術品が展示されており、眺めているだけで楽しい時間を過ごすことができた。




 箱根ラリック美術館を見学した後は、パスの効力活用を兼ねて御殿場プレミアムアウトレットモールへ。再びAERO ACEに揺られて静岡県突入。
御殿場駅でTOICAを購入し、無料シャトルバスで御殿場プレミアムアウトレットモールへ。プレミアムアウトレットモール、モールは非常に広く、また、多くの店があり、散策しているだけで十分に楽しめた。

プレミアムアウトレットモール散策後は、バスで再び箱根へ。箱根までのバス、途中乗り遅れてしまうトラブルもあったものの何とか次のバスに乗ることができた。
 路線車で御殿場からバスを乗り継いで箱根湯本へ。箱根湯本周辺、もう夜7時ということもあり、駅前のお土産屋さん等はほとんど閉店していた(次回行くときは湯本周辺を日中に散策したいと思った)。
また、せっかく箱根に来たので温泉に入りたいと思い、駅から歩いて行けるかっぱ天国で入浴。
半露天風呂で、少し寒いものの、その分浴槽の温かさも楽しめました。入浴後は箱根湯本駅前を散策。お土産と3000形(アレグラ)デビュー記念入場券を購入し、帰路と就きました。なお、帰りは小田原からはさがみ94号(EXE)で新宿へ。ガラガラのロマンスカーから通勤客を眺めながら帰りました。


 今回、箱根まで日帰りで行ってきましたが、箱根、本当に僅かしか観光していないと思いました。箱根、都心から近いということもあってか、平日にも関わらず非常に混んでいました。今度箱根に行く機会があるときはもっとじっくりと観光したいと思いました。

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